壺屋焼とは
壺屋焼とは

壺屋焼とは

壺屋焼は、今から300年前、17世紀の初期、薩摩の政治下におかれ海外貿易が下火になると、王府は薩摩から朝鮮人の陶工を招いて、朝鮮式陶法の習得に力を入れはじめました。この時から上焼が焼かれるようになり、今日の壺屋焼きの主流を占める伝統技術の火がともされたのです。また、琉球王朝が、海外貿易を盛んにしていた14~16世紀頃に中国や南方諸国の陶磁器が豊富に持ち込まれ、南蛮焼の技術が伝えられました。上焼は、釉薬をかけ1200度の高温で焼かれ、椀、皿、鉢、カラカラ、壺などの日常生活用品が多く、荒焼は、南蛮焼きともいわれ釉薬をかけないで1000度前後で焼き上げます。製品は酒甕、水甕類など大型の容器を中心に作られています。

陶眞窯の酒壺

陶眞窯の酒壺

陶眞窯は「久米島の久米仙」「瑞泉酒造」「崎山酒造」などの泡盛メーカーと取引しています。ガラスより熟成が早い代わりに吸水性も多少あります。瑞泉酒造さんは年間で一割程度が許容量とのこと。年間三割以上はしみ漏れに値するので交換をお勧めします。サイズは5合から100升(一石甕)までは製作可能です。

陶眞窯の土

陶眞窯の土

土は沖縄の原土をブレンドして土作りをしています。種類は赤土・白土・屋嘉土・荒焼土・酒壺土など豊富です。荒めの土は昔ながらの土作り製法ウンチャコナサで作り壺屋の伝統を引き継いでいます。主に県内北部の赤土がロクロ引きに適しており、県内南部の具志頭では伝統釉薬の白薬(シルグスイ)の原料の白土が取れます。

陶眞窯の釉薬

陶眞窯の釉薬

壺屋の昔ながらの伝統を守り、原料は沖縄県南部の具志頭白土と米からでるモミ殻と消石灰を基本釉薬にしています。方言名をシルグスイと呼び、他の釉薬もこれをベースに作っています。

白化粧

陶眞窯の酒壺

沖縄の赤土はそのままだと暗い色しかでないので表面を白く綺麗に見せるために白い土で化粧をしています。元々は磁器の白さをまねるためにやったと言われていますがそれが沖縄独特の素朴な雰囲気を出しているともいわれています。魚紋線彫りや染付けなど陶眞窯の多くの商品は化粧掛けが基本です。主に沖縄県内北部の安富祖地域で取れます。

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